Bリーグ 富永啓生が堂々宣言「3点シュート確率50%」Bリーグ加入1季目で史上初歴史刻む
10周年を迎えたバスケットボール男子のBリーグが22日、25~26年シーズンを前に都内で会見を行った。今回から2地区制に変更。10月3日の開幕から、プレーオフファイナル(横浜アリーナ)が行われる5月下旬まで過去最多の26クラブが争う。
パリ五輪代表で今季から北海道に入団した富永啓生(24)は、「3点シュートで確率50%を達成したい」と史上初のシーズン目標を堂々宣言。「自信はある。アテンプト(試技数)も増えてくると思うけど、50%で決め続けることでチームに勢いを与えることができる。フォーカスして頑張っていきたい」と意気込んだ。
高校卒業後から渡米し、ネブラスカ大では3点シュートを武器に主力として活躍。昨季は米プロNBA下部Gリーグのマッドアンツに所属し、将来的なNBA入りを目指して今季から北海道に加入した。
シュートを打ち続けてリズムをつかむ富永にとって、出場機会が少ないGリーグの舞台は苦戦していたが、今は北海道でプレー時間に恵まれている。「やりやすいシチュエーション。去年までは1本外したら終わり。今はそういう状況じゃない。楽しくやれる」。デビュー戦となった大阪エヴェッサとのプレシーズンゲームでは、5本の3点シュートを含む31得点を記録した。
初戦は10月4日で、愛知県のIGアリーナで名古屋Dと激突する。愛知県出身の富永にとっては凱旋(がいせん)試合で、母校の桜丘高の関係者も応援に駆けつける予定。「6年間アメリカにいて、久しぶりに日本でプレーできる。たくさんの方が見てくれると思うので、今からワクワクしている」と胸を躍らせた。





