ピラティス×筋トレの可能性に迫る!V阪神キャンプでも定番化したエクササイズが筋肥大の鍵を握る
筋肉界に新たなブームが巻き起ころうとしている。近年、24時間ジムの普及が進みボディコンテスト出場者も増加傾向。フィットネス熱が高まる中、より筋肥大を効率的に行う一つの手段としてピラティスに白羽の矢が立っている。
筋トレ×ピラティスを体現したのが「B‐PILATES」。ジムとピラティス器具を併設し、筋トレとピラティスを同時に学ぶことができる関西初の施設だ。今回はB‐PILATESの小寺千保子ディレクターに筋トレとピラティスの融合でもたらされる効果について聞いた。
ピラティスとは「正しい関節の使い方、正しい筋肉の使い方を学べる」もの。小寺氏は「根底にあるのはメンテナンス」と話す。ヨガなどと相まって柔軟性向上のイメージが強い印象だが、そうではない。生体力学などに基づいて人間が持つ本来の動きの習得を目的とする。
ドイツのジョセフ・ピラティス氏が第1次世界大戦中に負傷した兵士の回復を促すべく、ベッドに寝たままでも行えるリハビリ法を考案したことが起源。今は女性に人気なピラティスであるが、男性が考案した背景を持ち、男女問わずに効果は発揮される。
リハビリ目的で作られたプログラムは時代とともに進化。今ではアスリートにも定番のものとなった。プロ野球界では今季セ・リーグで優勝を果たした阪神のキャンプメニューに組み込まれるなど、幅広い分野で競技能力向上、故障予防の一翼を担うようになった。身体の動きのゆがみなどがパフォーマンスに影響するスポーツにおいて、人間本来の動きを習得することは大きな利点となり得る。
ウエートトレーニングにおいても同様。重りで身体に負荷をかけるため動きが正しくなければ故障に直結する。「ピラティスに来てもらうことで身体の使い方を自分で学べて実践することで正しい動きを獲得できる。トレーニングをする人にこそやってほしい」と小寺氏。正しい骨の配置や関節の動きを理解することで一時的な動作改善だけでなく、自身での“メンテナンス能力”も向上。故障を防ぎながらより効果的に筋肉に負荷をかけることができるようになり、筋肥大をさらに加速させる一因となる。
スクワットでの腰の痛み、ベンチプレスでの肩の痛みなどに頭を抱えるトレーニーは多い。長年トレーニングを積んで扱う重量が重くなるほど故障のリスクは高まっていく。高重量を扱えど正確に狙った部位に効かせることが筋肥大への最適ルート。「けがなく安全にトレーニングを楽しんでいただくためにはピッタリ」とピラティスと筋トレのアプローチが新たなトレンドとなりつつある。
「B‐PILATES」では、ピラティス界で数ある流派の中でも王道で世界最高峰と言われているSTOTT PILATES(R)(ストットピラティス)を提供。マシンピラティスの設備が充実しており、同ピラティスを最大限に生かせるカナダ製・Merrithew社(メリシュー)の器具を採用している。
日々の鍛錬を身体に反映するために絶大な効果を発揮するピラティス。筋肉の新境地を開くための大きな後押しとなる。【B‐PILATES店舗一覧】
B‐PILATES千里中央店(大阪府豊中市新千里東町1‐4‐2 ライフサイエンスセンタービル3F)
B‐PILATES緑橋店(大阪府大阪市東成区東中本1‐14‐12 第一住建緑橋駅前ビル)
B‐PILATES南草津店(滋賀県草津市野路5‐14‐14 ビーバーワールド2号館1F)
B‐PILATES鶴ヶ島店(埼玉県川越市鯨井新田4‐10)





