マイル侍がぼう然 2大会連続予選敗退 1走中島佑気ジョセフが激走も「現実を受け止められない。ふがいない」2走佐藤風雅も「メダルはまだ使っていい言葉じゃなかった」

 「陸上・世界選手権・男子1600メートルリレー予選」(20日、国立競技場)

 日本は1走中島佑気ジョセフ(23)=富士通=、2走佐藤風雅(29)=ミズノ=、3走吉津拓歩(27)=ミキハウス=、アンカー今泉堅貴(23)=内田洋行AC=で臨んだ日本は2分59秒74の7着で2大会連続予選敗退となった。1組では金メダル最有力とみられていた米国がバトンミスもあり、まさかの予選敗退という大波乱が起こった。

 レースでは400メートルで34年ぶりの日本人ファイナリストとなった中島が2位争いで2走の佐藤にバトンをつないだ。佐藤はコース取りで後退し、5番手で3走に。その後はなかなか浮上するチャンスをつかめず。7着に終わった。

 レース後、中島は「前半先行型の戦略だった。ラップタイムも僕としても悪くはなかったけど、今回僕が勝ってきた選手、ベルギーに負けていたのでそういった部分で物足りなかった。今は現実を受け止められない」と、肩を落とし、「明日のレースでメダルを取るところを皆さんに見せたかった。本当にふがいない」と唇を噛み締めた。自国開催の大会で、メダルが合言葉だったが、佐藤も「メダルはまだ使っていい言葉じゃなかった」と、受け止めていた。

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