ハルウララ弔い星ならずモリウララ、森麗「供養で勝ちたかったけれど」完敗【大相撲秋場所】
「大相撲秋場所・2日目」(15日、両国国技館)
西序ノ口12枚目の森麗(モリウララ、38)=大嶽=が琴寺尾(佐渡ケ嶽)と対戦。頭から当たるもずるずる後退し、一方的に押し出された。「自分の感覚で行けましたが…」と声を振り絞った。
高知競馬で113連敗し、負け続けてもひたむきに走り大ブームを起こした競走馬ハルウララが9日に死んだ。自身は序ノ口デビュー場所から38場所連続で負け越しが続き、ハルウララにちなんで2009年九州場所に本名の森川から改名。その場所で初めて勝ち越し、話題となった。
森麗は「供養で勝ちたかったけれど緊張しました。しこ名であやかったハルウララがいたおかげで、皆に覚えてもらえました」と感謝した。「負け組の星」として多くの競馬ファンを喜ばせたハルウララ。「さみしいですし、感謝しています」と語った。
自身は先場所まで35場所連続で負け越し中。「やってみないと分からないが、勝ち越したい」と誓っていた。





