大波乱の男子マラソン ケニア&エチオピア勢脱落 フライング→同タイム決着 原監督「波乱ですね」高橋尚子さん「まったく予想できなかった」

 「陸上・世界選手権・男子マラソン」(15日、国立競技場発着)

 ドイツのペトロスとタンザニアのシンブが激しいトップ争いの末、同タイムの決着。わずかにシンブが制し、金メダルに輝いた。

 いきなりスタートから異例のフライングでやり直しとなったレース。中盤には高温多湿で離脱者が相次ぎ、終盤にはマラソン大国のケニア&エチオピア勢が先頭集団から脱落する異例の展開となった。

 解説を務めた青学大・原晋監督も「波乱ですよね、ケニア、エチオピア勢が先頭集団にいないですから」と指摘し、高橋尚子さんも「スタートの時はこんな展開になるなんてまったく予想できなかった」と語った。

 最後は3人で競技場に入ってくるデッドヒートに。ペトロスがリードを奪ったが、最後にシンブが強烈な追い上げを見せて先にゴールテープを切った。ペトロスは倒れ込みながらゴールしたが、わずかに及ばなかった。

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