世界陸上 小林香菜&佐藤早也伽が涙の抱擁 初舞台で7位入賞は「安藤さんも佐藤さんも隣にいてくれた」日本代表の絆を示したワンシーン
「陸上・世界選手権・女子マラソン」(14日、国立競技場発着)
初出場の小林香菜(24)=大塚製薬=が2時間28分50秒で7位に入り、日本勢では19年ドーハ大会の谷本観月(7位)以来3大会ぶりの入賞を果たした。2大会連続2度目の出場の佐藤早也伽(31)=積水化学=は13位、4大会ぶり2度目の出場となる安藤友香(31)=しまむら=も28位で入賞はならなかった。
ただ小林は「安藤さんも佐藤さんも、経験豊富な方がずっと隣にいてくれたので大丈夫でした」と語った。走りきったあと、小林は先輩達の帰還をトラックで待ち続けた。そして佐藤、安藤と涙を流しながらの抱擁。ファンの感動を誘った。
「こういう世界の舞台を経験できたのはかなり大きな強みになる。無駄にしないようロサンゼルス五輪に向けて準備していきたい」と語った小林。佐藤と談笑している際、先輩がドリンクにむせて吹き出してしまった際には爆笑するシーンもあった。先輩達に支えられて走りきった初の世界の舞台。代表チームの絆の深さを示したシーンだった。





