御嶽海の母・マルガリータさんが死去、55歳 14日初日の秋場所には出場へ

 大相撲の大関経験者、幕内御嶽海(32)=出羽海=の母、大道マルガリータさんが12日に亡くなったことが分かった。55歳だった。

 病気で体調が良くないという知らせを受け、御嶽海は長野に帰郷していたという。秋場所(14日初日、両国国技館)には出場する。師匠の出羽海親方(元幕内小城ノ花)は「お母さんもそれを望んでいると思う。頑張ることが供養になる」と話した。

 マルガリータさんは明るい人柄で、御嶽海を熱心に応援する姿が相撲ファンによく知られていた。御嶽海が18年名古屋場所で初優勝した際は、千秋楽の会場で「13日目と14日目はお腹が痛くなった。こんなこと、こんな気持ちは初めてでした」と喜びを口にしていた。

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