ロコ・ソラーレが初黒星 痛恨ミスの藤沢、責任背負う「私が決めきれなかったのが単純な敗因。たかが一投、されど一投」最終ドロー決められずSC軽井沢クに痛恨敗戦

 「カーリング・ミラノ・コルティナ五輪最終予選代表決定戦」(12日、みどりスポーツパーク)

 3大会連続五輪出場を狙う18年平昌、22年北京五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレは、1次リーグ3戦目で24年日本選手権優勝のSC軽井沢クラブと2度目の対戦。4-5で敗れ、2勝1敗となり、上位2チームが進む決勝進出決定は持ち越しとなった。

 やはり代表決定戦は一筋縄ではいかない。前日14-3で大勝したSC軽井沢クが相手だったが、第1エンドがブランクとなり、第2エンドに有利な後攻で1点を取らされる展開となると、第3エンドは相手に重圧をかける展開を作ったが、SC軽井沢クの上野美の好ショットで2点を奪われた。第4、5エンドはブランクとなり、前半は1-2で折り返した。

 相手の流れだったが、それでも第6エンドにしっかりと形を作り、2点を奪い逆転した。その後は1点ずつ取り合っていく形で4-4で最終10エンドへ。有利な後攻だったが、厳しい展開を強いられ、最後は藤沢のドローが流れて1点スチールを許し、敗戦となった。

 試合後、藤沢は「私が決めきれなかったのが単純な敗因。ラストショットを決めるのがスキップの責任。アイスの状況が刻々と変わっている中でアジャストできるかどうか。たかが一投、されど一投」と責任を受け止めた。それでも「負けてしまったけど、チームとしてはいい状態。反省して、しっかり食べて休んで次の試合に臨むだけかな」と、前を向いた。

 ロコは午後1時から1次リーグ最終戦となるフォルティウス戦を迎える。

 ◆代表決定戦の方式

 女子は3チームで1次リーグを行い、総当たりで2度ずつ対戦。上位2チームが当該対戦成績を持ち越して3戦先勝方式の決勝を行う。1次リーグで2戦2勝の場合は、あと1勝で代表に決まる。優勝チームが世界最終予選(12月、ケロウナ)の代表となり、上位2カ国に与えられる本戦出場権の獲得を目指す。

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