ミラノ五輪巡る日本代表決定戦が開幕 ロコ・ソラーレとフォルティウスが初戦 前半終えて3-2でロコがリード 藤沢好ショットから2点スチール成功

 「カーリング・ミラノ・コルティナ五輪最終予選代表決定戦」(11日、みどりスポーツパーク)

 ミラノ・コルティナ五輪を巡る代表争いの最終選考会が開幕し、3大会連続五輪出場を狙う18年平昌、22年北京五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレは、1次リーグ初戦で25年日本選手権優勝のフォルティウスと対戦。前半5エンドを3-2で終えた。

 第1エンドはブランクとしたが、第2エンドは有利な後攻で相手にプレッシャーをかけられた中で藤沢の最終投が短くなり、1点スチールを許した。第3エンドも苦しい展開を強いられたが、藤沢がなんとか相手の石を出し、ナンバー1を確保。1点を死守した。第4エンドは不利な先攻で藤沢の好ショットが決まり重圧をかける展開を作ると、フォルティウスのスキップ吉村のラストショットがやや乱れ、2点スチールに成功した。第5エンドは相手に1点を取らせて、前半を終えた。

 女子は24年日本選手権優勝のSC軽井沢クラブとの3つ巴で争い、優勝チームが世界最終予選(12月、ケロウナ)の代表になる。上位2カ国に与えられる本戦出場権の獲得を目指し、獲得できれば五輪代表に決まる。

 ◆代表決定戦の方式

 女子は3チームで1次リーグを行い、総当たりで2度ずつ対戦。上位2チームが当該対戦成績を持ち越して3戦先勝方式の決勝を行う。1次リーグで2戦2勝の場合は、あと1勝で代表に決まる。男子は2チームの対決で、3戦先勝方式で実施する。

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