ロコ・ソラーレ藤沢 大一番へ「絶好調です」 「私たちには負けられない理由と勝つための理由がある」五輪3大会連続代表へ自信

 吉田知那美(右)らと笑顔で練習するロコ・ソラーレの藤沢五月=稚内市みどりスポーツパーク(撮影・吉澤敬太)
 笑顔を見せる(左から)SC軽井沢クラブの上野美、フォルティウスの吉村、ロコ・ソラーレの藤沢
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 カーリングのミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選(12月、カナダ・ケロウナ)の代表決定戦は、11日に北海道の稚内市みどりスポーツパークで開幕する。女子はSC軽井沢ク、フォルティウス、ロコ・ソラーレの三つどもえで争い、男子はコンサドーレとSC軽井沢クの一騎打ち。10日は会場で公式練習とスキップの会見が行われ、それぞれが意気込みを語った。

 言動から自信がにじみ出た。公式練習で1時間半、みっちり氷の状態を確認したロコ・ソラーレの藤沢は大一番に向けて「アイスも選手も絶好調です」とはつらつに宣言。「私たちには負けられない理由と、勝つための理由がある。(内容は)秘密。大会が終わったらお伝えします」と含みを持たせつつ、大会にかける覚悟をにじませた。

 4位以下で五輪への道が消滅していた2月の日本選手権は、意地の3位。夏は今大会に照準を合わせるべく、同会場で合宿し、本番と同じ試合スケジュールで実戦練習をしてきた。今季は初戦のみどりチャレンジカップの全勝優勝を含めて全3戦のうち2大会を制しており、試合の勝率は94%と絶好調。3大会連続の代表入りへ視界は良好だ。

 11日はフォルティス、SC軽井沢と2連戦する。決勝進出時には対戦成績が持ち越されるため、初日から気の抜けない戦いが続く。「小さい頃から五輪の夢を語っている私が、今目指すべきことは世界一になること」と藤沢。最終目標のミラノ・コルティナ五輪の頂点へ、まずは国内の代表決定戦を勝ち抜く。

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