新体操 村田由香里氏が強化本部長続投へ 世界選手権優勝&選手との関係性改善 弁護士事務所「特段の問題点見当たらない」
日本体操協会は4日、都内で臨時理事会を開催し、新体操日本代表で強化本部長を務める村田由香里氏の続投を発表した。2月下旬に明らかになった指導に関するガバナンス問題を期に、5月から強化本部は暫定組織として活動しており、8月24日に閉幕した世界選手権後に検証するとしていた。
同協会は世界選手権後に査定会議を設置し、暫定組織を客観的に評価。世界選手権での日本勢初の団体総合金メダル獲得の好結果、練習時に観察できる選手とコーチの関係性向上など「競技力」、「関係性」、「将来性」の3点から続投の結論に至った。
選手らに行ったヒアリングでは「今の雰囲気は変わってほしくなく、主体的に練習できる」などの前向きなコメントあったという。弁護士事務所による「村田本部長による指導を継続させることになったプロセスにつき、特段の問題点は見当たらない」との評価も後押しとなった。





