バレー女子 日本が15年ぶりメダル王手!オランダとフルセット激闘制し4強入り 和田が両軍トップ27得点、石川25得点、佐藤13得点 トリプルエース奮闘
「バレーボール女子・世界選手権、日本3-2オランダ」(3日、バンコク)
準々決勝が行われ、世界ランク4位の日本は、同8位のオランダにフルセットの激闘の末、3-2で勝利し、4強入り。2010年大会以来15年ぶりのメダルに王手を掛けた。準決勝は米国-トルコの勝者と対戦する。
3連覇を狙ったセルビアを下して勝ち上がってきたオランダの高さに、佐藤淑乃、主将の石川真佑、和田由紀子らを中心とした攻撃で対抗。序盤こそオランダにリードを奪われたが、長いラリーからの和田のポイントなどで中盤に追いつき、接戦に。ただ、終盤に平均身長で約12センチ上回るオランダのブロックにかかり、突き放されて、20-25で第1セットを落とした。第2セットは和田が躍動。力強いスパイクで攻撃をけん引し、25-20で奪い返した。
第3セットは序盤からリードを奪われると、石川、和田、佐藤のスパイクで食い下がったが、最後は22-25で振り切られた。それでも第4セットは15-16から5連続ポイントで一気に抜け出し、そのまま25-22で奪いきり、最終セットにもつれ込んだ。
最終セットは佐藤のスパイクがブロックされるなど開始から3連続失点の苦しいスタートとなったが、長いラリーから石川が決めて反撃。和田のサービスエースなど3連続得点で同点に追いついた。最後まで一進一退の攻防が続いた中で、最後は石川がスパイクを決めて15-12で押し切った。
和田が両軍トップの27得点、石川が25得点、佐藤が13得点をマークした。





