三浦佳生“収穫”首位発進 着水乱れるミスも「直していければ」ミラノ・コルティナ五輪へ勝負のシーズンに気合

 ショートプログラムを披露した三浦佳生
 男子SPで演技する三浦佳生
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 「フィギュアスケート・東京夏季競技大会」(23日、Dydoアリーナ)

 男女ショートプログラム(SP)、ジュニア女子SPが行われた。男子は三浦佳生(20)=オリエンタルバイオ・明大=が74・02点で首位発進。女子は住吉りをん(22)=オリエンタルバイオ・明大=が70・59点で1位だった。ジュニア女子は世界ジュニア3連覇の島田麻央(17)=木下グループ=が70・43点で1位だった。

 ミスがありながらも手応えを得た。三浦は「失敗はチラホラあったが、点数が出ていた。今日はスタミナも結構残っていたし、問題なくできた。収穫があったかな」と、すがすがしい表情で振り返った。

 冒頭の4回転サルコーでは着氷が乱れたが、続くトリプルアクセルは着氷。ただ、3回転-4回転の連続ジャンプは単発の2回転トーループとなった。それでも「今日のあの出来で点数が入ったのはプラスに捉えられる。トーループの失敗も調子が悪いというよりコースとスピードが出ていなかった。直していければ」と前向き。進化の材料を得た。

 完成度は「まだまだ全然」というが、「まだ大事な試合とかではないので、試合勘や経験を積んで、シーズンに合わせていけるように」と笑顔。来年のミラノ・コルティナ五輪へ、勝負のシーズンを過ごす。

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