池江璃花子「名前ばかり知られて結果がともなってなかった」世界選手権メダル獲得へ気合 50メートルバタフライ本命

 競泳の日本代表が23日、世界選手権(シンガポール)出発前に羽田空港で取材に応じた。昨夏のパリ五輪代表の池江璃花子(横浜ゴム)は、28年ロサンゼルス五輪で新採用となる50メートルバタフライを本命種目に、自身初となる世界大会の表彰台を狙う。「ここでメダルを獲得することによってロサンゼルス(五輪)で、メダルを獲得できる自信もつくと思う。そういう意味でも未来に向けた位置づけのレースができたら」と狙いを定めた。

 世界選手権は4度目の出場で、2大会連続。海外開催に限れば、2017年大会以来8年ぶりだ。50メートルバタフライの今季世界ランクは4位。メダルは射程圏内で、可能性は十分にある。代表入りから10年を迎え、今季は代表主将を務めるなどチームのためにも動いてきた。悲願のメダル獲得へ「3度目の正直じゃないけど、10度目の正直。名前ばかり知られて結果がともなってなかったので、しっかり結果をともなう選手になって帰ってこられたら」と気持ちを込めた。

 100メートルバタフライ決勝は28日、同50メートルは8月2日に行われる。「ワクワクの緊張が高まっている。(今季世界ランク1位の)ウォルシュ選手が飛び抜けると思うけど、それ以降の選手はタッチ差の勝負になる。最後のタッチで合わせられた人が勝ち。そこで全ての運を使い果たせたら。必ずメダルをかけてここに帰ってきたい」と意気込んだ。

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