テニス BJK杯ファイナル 大坂なおみがメンバー入り 杉山愛監督「ずっとラブコールを送って最終的にイエスをもらえたことがうれしい」
女子テニスの国別対抗戦のビリー・ジーン・キング杯ファイナル(9月16~21、中国・深セン)に出場する日本代表が21日、オンラインで発表された。大坂なおみ、内島萌夏、柴原瑛菜、穂積絵莉、青山修子の5人が選出された。
4月のファイナル予選を欠場していた大坂も招集。杉山愛監督は「交渉するときもランキングが1位ということで、最初に声をかけさせてもらった。すんなりOKをもらえたわけではないので、長い間コミュニケーションを取りながら、ずっとラブコールを送っている中で最終的にイエスをもらえたことがうれしい」と経緯を語った。
また「チームの一員として自分がやるべきことを徹底して、できている姿はチームにとっても大きな力を貸してくれる」と団体戦での大坂の強みを説明。「ファイナルのハードコートは彼女が好きなサーフェスだと思う。チーム全体で頂点に立った喜びをみんなで味わいたい」と期待を寄せた。
2大会連続で立つファイナルの目標は優勝。杉山監督は「チームに出てくれる5名は、今のベストメンバーだと信じている」と自信をにじませた。
BJK杯のファイナルはイギリス、日本、カザフスタン、スペイン、ウクライナ、米国、イタリア、中国の8チームが参加するトーナメント方式。シングルス2試合、ダブルス1試合を行い、2戦先勝方式で争われる。





