大の里を学生時代に破った阿武剋、結びの一番で再戦も完敗「想像通り強かった」

 「大相撲名古屋場所・6日目」(18日、IGアリーナ)

 阿武剋(阿武松)が日体大同期の横綱大の里(二所ノ関)に初顔で挑んだが押し出され、1勝5敗となった。大の里は5勝1敗。

 2022年の全国学生選手権、個人決勝で大の里(中村泰輝)を破り、学生横綱に輝いた。学生時代の稽古は「五分だった」という。大相撲で再戦を果たした。

 しかし、完敗だった。立ち合いの圧力に対抗できず、相手の左おっつけも効かされ、そのまま押し出された。

 阿武剋は初の結びの一番で大の里と再戦を果たしたが「負けた悔しさが大きい」と感慨は少ない。「完全に馬力負け。立ち合いうまく当たったと思ったけれど。相手の立ち合いの勢いを殺したかった。そのまま持っていかれた」と悔しがった。

 阿武剋は「想像通り強かった。1歩目をどうにかしたかった。右脇が空いてすくわれる感じで、完全に浮いてしまった」と、大の里の左おっつけの強烈さを振り返った。

 幕内での初対戦を終え「勝ちたかった。もっと稽古して、来場所戦えるように頑張りたい」と、奮起を誓っていた。

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