バドミントン シダマツ準々決勝進出 36分ストレー倒!国内最終戦V誓う「勝って笑顔で終わりたい」

 「バドミントン・ジャパン・オープン」(17日、東京体育館)

 女子ダブルス2回戦が行われた。昨夏のパリ五輪銅メダルで、今年8月の世界選手権(パリ)限りでのペア解散を発表した“シダマツ”こと志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)は、世界ランク29位の台湾ペアを2-0(21-13、21ー12)で下し、準々決勝進出を決めた。

 志田が積極的に前に出るプレーを見せ、得点を量産。松山の後衛でのカバーも光り、初対戦のペアを圧倒した。わずか36分で勝負を決め、志田は「自分たちのプレーが出せた」と充実の汗をぬぐった。

 志田が高校1年、松山が中学3年で参加したジュニア日本代表合宿をきっかけに、14年からペアを結成。節目の10年目となった昨年は、パリ五輪で銅メダルを獲得した。ただその後は世界一を志す志田と、モチベーション意地に苦しむ松山との間に目標の相違が生まれたため、8月の世界選手権限りでの解散を決断。今大会はシダマツとしての国内最終戦として臨んでいる。

 「最後最後と思いすぎずにコートに入っている。勝って笑顔で終わりたい」(志田)

 まだジャパン・オープンの優勝はなく、前回大会は準々決勝で敗退している。鬼門突破へ向けて、松山が「(過去の成績を)超えられるように頑張りたい」と言えば、志田も「今までの自分たちを超える気持ちでいきたい」と共鳴した。

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