大混乱の女子100m障害 1位→2位の中島ひとみが突如結婚公表 お相手は富士通の400m障害・豊田将樹「彼の存在が私の中で大きくて」

 「陸上・日本選手権」(6日、国立競技場)

 大会の最終種目となった女子100メートル障害の決勝で大混乱が起こった。上位3人の大接戦で、掲示板に表示される順位が入れ替わり、騒然。最終的には全選手が座り込んで正式結果を待つ形となり、パリ五輪代表の田中佑美(26)=富士通=が12秒86で初優勝となった。2位となった中島ひとみ(29)=長谷川体育施設=は結婚を公表した。

 一度は1位と表示されながらも2位に終わり、無念の結果となった中島だったが、試合後の取材で「私結婚しました」と明かし、報道陣を驚かせた。結婚したのは23年。お相手は富士通の400メートル障害で活躍する豊田将樹で「彼の存在が私の中で大きくて。コーチとして見てもらっているんですけど、二人三脚でこの2年間やってきた。金メダルをかけてあげたかったというのもあるけど、夫婦ともども世界を目指して頑張っていきたい」と語った。

 順位の二転三転については「掲示板をみて、あ!1番?ってなって2番。あぁ~って。掲示板みて左右されました」と振り返り、「優勝したかった気持ちは大きいけど、自分の全力は出せたかなと思う」とうなずいた。

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