大相撲名古屋場所の稽古場にエアコン導入増える 屋外の土俵使う大関琴桜が持論語る
「大相撲・名古屋場所」(13日初日、IGアリーナ)
大関琴桜(佐渡ケ嶽)は相撲を取らず、基礎運動で汗を流した。
重りを抱いてのすり足などでみっちり汗を流した琴桜。前日は出稽古に訪れた霧島、若隆景らと15番程度相撲を取っていた。この日は首の違和感があり、相撲を取る準備はしていたが、稽古が想定より速く進行したため「明日以降やるため」と、大事を取った。
深刻な様子ではないが、それだけ場所前の状態に気を使っている模様。暑さを問われると「見ての通り。これで暑くないと言う人がいるのか」と苦笑した。
名古屋場所は二所ノ関部屋、鳴戸部屋、安治川部屋など、稽古場にエアコンを導入する宿舎が増えてきた。琴桜は「それが全てじゃない。番数は考えないといけないが、暑い方が体が動く。冷えすぎることもあるので、どっちもどっち」と語っていた。
佐渡ケ嶽部屋では土俵周りにドリンクやゼリーが置かれ、親方衆も「熱中症に気をつけろ」と気を配っていた。




