会見中に倒れた名古屋市長、猛暑受け表敬訪問の大の里に「お体に気をつけて下さい」
大相撲の新横綱大の里(二所ノ関)が1日、名古屋場所(7月13日初日、IGアリーナ)に向け、名古屋市公館で同市の広沢一郎市長を名古屋場所担当部長の出羽海親方(元幕内小城ノ花)らと表敬訪問した。
広沢市長は歓談で「名古屋の暑さはどうしようもない。お体には気をつけて下さい」と大の里らに声をかけると、出羽海親方から体調面を気遣われ「きのうはフラッと来ましたが大したことはなかった。(大の里と)相撲を一番取りたいくらい」と返答。市長は6月30日の会見中に倒れ、救急搬送されていたが、体調は問題ないとして、一夜明け公務に復帰していた。
23年は幕下で4勝3敗、24年は初優勝の翌場所に関脇で9勝6敗。ともに不本意な結果だとした大の里は「苦手な場所でいい成績を残せたら、自分が強くなったと証明できる」と意気込みを伝えた。
千秋楽の表彰式では市長賞を渡す広沢市長。「横綱に渡せることを楽しみにしています」とエールを送った。





