大の里 目指す横綱像は「まだ場所を皆勤していない。深くは考えすぎず、今まで通りの自分を貫きたい」【一問一答】

 横綱にしこ名が載った番付表を手にする大の里
 大相撲名古屋場所の番付が発表され、記者会見する新横綱大の里
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 日本相撲協会は30日、大相撲名古屋場所(7月13日初日、IGアリーナ)の番付を発表した。夏場所で2場所連続4度目の優勝を飾り、第75代横綱に昇進した大の里(25)=二所ノ関=は西に座った。愛知県安城市の二所ノ関部屋で会見。師匠である稀勢の里(現二所ノ関親方)、師匠の師匠である隆の里に続く3代での新横綱優勝へ意欲を示した。以下、大の里と一問一答。

  ◇  ◇

 (代表質問)

 -石川県津幡町でのパレードを振り返って。

 「すごいたくさんパワーをもらった。それを名古屋で発揮できるよう頑張りたい」

 -新会場で新横綱だが。

 「すごい偶然だと思う。新会場で頑張りたい」

 -6月の1カ月は。

 「あっという間に終わってしまった。限られた時間だが、やるべきことはやった。お祝いは昨日で終わったし、また次は名古屋に向けて、しっかりとこの2週間で仕上げて頑張りたい」

 -名古屋入りする前の稽古のテーマは。

 「部屋で基礎基本を忠実にやることができた」

 -場所までの2週間で何を確認するか。

 「失敗をしないように、しっかりと体調管理をする」

 -目指す横綱像は。

 「まだ場所を皆勤していない。深くは考えすぎず、今まで通りの自分を貫きたい」

 -本場所で初の土俵入りがある。

 「自分自身、楽しみでもある」

 (各社質問)

 -師匠との話は。

 「(前日に)もう今日でお祝いは終わったと親方も言っていたし、また明日から始動ということで。頑張る」

 -津幡町パレードで馳浩知事から『復興の象徴』と期待された。

 「大変な状況はまだ続いている。自分の活躍で石川県が元気になればいい。横綱になったじゃなくて、これからが大事になってくる」

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