22歳・新井万央 初V逃す 飛躍の銀メダル「満足して終わってしまうところだった」

 「柔道・世界選手権」(20日、ブダペスト)

 男女計2階級が行われ、女子78キロ超級で22歳の新井万央(日体大)は銀メダルだった。決勝でパリ五輪3位の金荷倫(韓国)に屈し、初優勝を逃した。日本女子は2018年以来の全階級メダルを達成。太田彪雅(旭化成)が3回戦で敗退した男子100キロ超級はイナル・タソエフ(IJF)が2年ぶり2度目の制覇。同級の日本勢は3大会続けて表彰台に立てなかった。個人戦の男女各7階級を終え、日本は金メダル6個(男子3、女子3)を獲得。18年の7個に次ぐ多さだった。

 新井は強敵が少ないゾーンに入った幸運も生かし、銀メダルへと駆け上がった。決勝は強豪の金荷倫に奥襟をがっちりとつかまれて技を出せず、延長戦で三つ目の指導を受けて反則負け。それでも、昨年の3回戦敗退から大きく飛躍した22歳は「優勝していたら満足して終わってしまうところだったので、これで良かった」と振り返った。

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