ラクビーリーグワン神戸、震災節目のシーズンを総括 最高成績3位 レニーHC「選手、スタッフ全員が努力した結果」
ラグビーのリーグワン1部・神戸が5日、市内のクラブハウスでシーズン総括会見を行った。同会見には弘津英司チームディレクター、デイブ・レニーHC、LOブロディ・レタリックとSO李承信(いずれも共同キャプテン)が出席。
阪神淡路大震災から30年という節目のシーズンで、地元神戸のチームとして、リーグワン4年目では最高成績となる3位と結果を残した。
レニーHCは「選手、スタッフ全員が努力した結果」と自己評価。レタリック主将も「特に終盤はチームも個人も成長を感じることができた」と振り返った。
李主将は「(震災を)忘れないことがどれほど大切か認識できたシーズン。神戸の街にスティーラーズが必要と思ってくださる方のためにも、今後も語り継いで行きたい」と決意を口にした。
また今季限りで同チームを退団する元日本代表FB山中亮平、WTB山下楽平が取材に応じ、両選手とも現役続行の意思を示した。山中は「14年間お世話になり、感謝しかありません。一方で残り少ないラグビー人生、挑戦をしたかった」と説明。また山下は「さみしいのが一番。ただここ(神戸)でできることと、自分がしたいことを考えた結果(の退団)」と話した。



