大の里の国技館初土俵入りにファン熱視線、当日チケット好調に尾車親方「おかげさまで」
「琴恵光引退尾車襲名披露大相撲」(31日、両国国技館)
新横綱大の里(24)=二所ノ関=が国技館で初めて土俵入りを行った。前日の明治神宮奉納土俵入りが悪天候だったため、一般ファンの前でも初のお披露目。大の里は「やっぱり国技館の土俵は違った。すごいお客さんの声援をいただいた。大勢の前でできたのはうれしい」と声を弾ませた。
来場者は非公表だったが、2階席までファンが駆けつけ、当日チケット販売も好調。尾車親方(元幕内琴恵光)は「おかげさまで(売り上げは)増えました」と語った。
横綱土俵入りの際は、先に終えた豊昇龍が花道奥から大の里に視線を向けていた。時間は大の里1分21秒、豊昇龍1分35秒。結びの取組では攻守が目まぐるしく入れ替わり、最後は大の里がそっと豊昇龍を寄り切った。





