豊昇龍 2敗堅守し逆転Vへ意欲 21歳伯桜鵬と2年ぶりの対戦「まだ若いからね。次が楽しみ」

 「大相撲夏場所・11日目」(21日、両国国技館)

 綱とりに挑む大関大の里は、小結若隆景に攻め込まれながら対応。今場所初めて危ない相撲だったが、逆転で寄り倒し、自己最長に並ぶ初日から11連勝とした。横綱豊昇龍は伯桜鵬の腰くだけで白星を収め、ただ一人2敗を守った。大関琴桜は安青錦を小手投げで退けて7勝目。関脇大栄翔は尊富士をはたき込んで勝ち越した。

 豊昇龍は土俵際に押し込まれながら耐え、押し返した際に伯桜鵬の足が流れて白星を手にした。「危ないと言えば危ないが、慌てず集中していたから残せた」とうなずいた。

 2年ぶりの対戦。21歳の成長を「まだ若いからね。次の対戦が楽しみ」と認めつつ「まあオレも若いけれど」とニヤリ。26歳の横綱は、2差逆転優勝へ「あまり意識せず集中する」と語った。

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