拓大で“帰宅部”だった行徳 幕下付け出しデビューから無傷4連勝で勝ち越し

 「大相撲夏場所・7日目」(17日、両国国技館)

 昨年の国民スポーツ大会成年個人3位に入り、幕下最下位格付け出し資格を得た行徳(玉ノ井)が、清田(出羽海)を寄り切り、無傷4連勝で勝ち越しを決めた。

 異色の経歴だ。拓大では相撲部に入らず、母校の東京・足立新田高でコーチを務めながら社会人として大会に出場した。春場所で幕下付け出しデビューを飾った拓大相撲部出身の五島(藤島)は同級生で、ともに今春の卒業式に参加。「お互いに高めあっていければ」と意識している。

 高校時代は主な個人タイトルとは無縁。高3時はコロナ禍で大会も行われず、拓大にはスポーツ推せんではなく指定校推薦で進んでいた。

 趣味は「星を見るのが好きですね。おおいぬ座のシリウスが好きで、長野に観測旅行に行ったこともあります。東京の空とは全然違いました」と話す個性の持ち主だ。

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