御嶽海と宝富士のベテラン対決で2度物言いの珍事 NHK実況も「え!?ちょっと待って下さい」と驚く 大熱戦でともに疲労困憊
「大相撲夏場所・4日目」(14日、両国国技館)
十両の御嶽海と宝富士が激闘を繰り広げた。
32歳の御嶽海、38歳の宝富士のベテラン対決。最初の取り組みは土俵際で宝富士がかわし、御嶽海が土俵下へ転落。宝富士に軍配が上がっていたが、物言いがつき、同体として取り直しとなった。
取り直しとなった一番も、1分42秒の大熱戦。最後は御嶽海が押し出し、宝富士は土俵下へ転落した。勝った御嶽海は膝に手をついて疲労困憊。落ちた宝富士に健闘をたたえ合うように、手で合図を送った。
ただ、ここでも物言い。NHKの実況も「え?ちょっと待って下さい。ここで物言いですか?」と驚きの反応。土俵下の九重審判長(元大関千代大海)が場内に向けて「今の協議は御嶽海が髷をつかんでいるかの協議でした。髷はつかんでいません」と説明し、軍配通り御嶽海の2勝目となった。




