サントリー 高橋藍は左足首痛め第3セット交代もACL2勝で決勝トーナメント進出

 「バレーボール男子・アジア・チャンピオンズリーグ、サントリー3-0アクトベ」(13日、パナソニックアリーナ)

 1次リーグ最終戦が行われ、サントリーはアクトベ(カザフスタン)をストレートで下し、2勝0敗でグループリーグ1位通過となり、15日からの決勝トーナメント(島津アリーナ京都)に進出した。

 エース高橋藍は、1次リーグ初戦のクイーンズランド(オーストラリア)戦で左足首を痛めたため大事をとって第3セットはベンチに下がった。故障箇所の状態については「相手選手と接触してちょっとだけひねったので、今日はプレーに問題なかったが大事を取って交代した」と説明した。

 第1セットはスタートから4点連取とペースをつかむと、最後は小野寺のサービスエースで25-14で奪った。第2セットは一時、同点にされたが、後半に高橋藍のアタックなどで主導権を握ると、25-16で連取した。第3セットは高橋藍を欠きながらも、粘るアクトベを25-19で振り切った。ムセルスキー、シリフカら助っ人の活躍でパワーに勝った。

 高橋藍は「安定感があると改めて感じるし、今季やってきた1点の取り方ができている。誰が出ても点を取れる。サーブで崩してブロックで仕留めることもできている」と、ベンチから見たチームの状態にも手応えを感じ取った。決勝トーナメントに向け「楽しみだし、サンバーズのバレーを前面に出せていけば結果は付いてくると自信をもって言える」と力を込めた。

 グループリーグは12チームが4組に分かれ、各組上位2チームが決勝トーナメントに進む。優勝賞金は2万ドル(約290万円)。優勝、準優勝チームは12月の世界クラブ選手権(開催地未定)の出場権を得る。

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