久保凛が号泣 女子800メートル2分2秒29で2位、実力出せず 「2周目に入ったところから脚が重く感じた」

 2位に終わり、ミックスゾーンへの通路で顔を覆う久保凛(撮影・坂部計介)
 2位に終わり、厳しい表情の久保凜(撮影・坂部計介)
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 「陸上・木南道孝記念」(11日、ヤンマースタジアム長居)

 タイムレースで行われた女子800メートルで、1分59秒93の日本記録を持つ久保凛(17)=東大阪大敬愛高=は2分2秒29で2位に終わった。キルソップ・コール(オーストラリア)が2分1秒66で制した。男子100メートルは21年東京五輪代表の小池祐貴(29)=住友電工=が追い風1・1メートルの決勝を10秒09で優勝。男子110メートル障害は野本周成(29)=愛媛競技力本部=が大会記録に並ぶ13秒25で2位に入り、世界選手権東京大会(9月、東京)の参加標準記録13秒27をクリアした。

 久保は実力を出し切れず、ゴール後に号泣した。2分2秒29の成績に「1周目は58秒で走れたが、2周目に入ったところから脚が重く感じた」と反省。3日の静岡国際陸上を2分0秒28で制したばかりで「静岡は調子がよく、今大会で絶対(世界選手権の)参加標準記録を切ろうと思っていたが…。疲れはあったかも」と分析した。今月末に韓国で行われるアジア選手権で巻き返しを目指す。

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