サントリー・高橋藍「まずは日本一にならないと」リーグ初代王者へ覚悟 SVリーグプレーオフ決勝3日開幕

 「SVリーグ男子・プレーオフ決勝、サントリー-愛知」(3日、有明アリーナ)

 バレーボール・SVリーグ男子のプレーオフ決勝は3日に有明アリーナで開幕し、サントリーと愛知が初代リーグ王者を懸けて2戦先勝方式で戦う。サントリーは4月30日、大阪府箕面市内のクラブ施設で練習を行った。日本代表アウトサイドヒッターの高橋藍(23)が取材に応じ、日本一への思いを語った。

 SVリーグ初代王者へ、サントリーをけん引する高橋藍の気持ちは高まっていた。判定を巡って波乱もあったプレーオフ準決勝・名古屋戦の激闘を制し、リーグの頂点は目の前。「自分たちを強くさせてくれた名古屋の分まで、決勝で戦うことができなかったチームの分まで背負って戦いたい」と決意を新たにした。

 日を追うごとに集中力も上がっている。名古屋戦では初戦からアタック決定率66・67%を記録し、第3戦ではプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出。大舞台はおのずと闘争心に火が付くようで、「アドレナリンが出たり、いつも以上のプレーが出せる感覚」。試合前日にはプレー以外のことを考えない“試合モード”に入っているという。決勝で激突する愛知は日本代表セッターの関田誠大がおり、助っ人も各国代表クラスの精鋭ぞろい。だが、その先にある舞台を見据え負けられない。5月11日からはアジアクラブNo.1を懸けたアジア・チャンピオンズリーグも控える。高橋藍は「世界一の目標を掲げている以上、まずは日本一にならないと」と頂点への覚悟を示した。

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