サントリー 波乱の展開制しSV初代王者へ決勝進出 高橋藍「名古屋の分も勝たなければ」

 「SVリーグ男子・プレーオフ準決勝、サントリー3-1名古屋」(27日、Asueアリーナ大阪)

 SVリーグ初代王者を射程にとらえた。サントリーが名古屋を下し、5月3日からの決勝に進出した。

 波乱の展開を制した。セットカウント2-1で迎えた第4セット。25-26で絶体絶命の劣勢から、チャレンジ(映像検証)を巡る相手選手によるマナー違反の警告で1ポイント付与され、26-26となった。そこから一気に2点を連取。最後はシリフカのアタックで試合を決めた。高橋藍は「最後にレッドカード(警告)が出て、名古屋の心境を考えると…」と複雑な表情を浮かべた。しかし「苦手意識のあった名古屋に勝てた自信は次につながる」と、5月3日から始まる愛知との決勝を見据えた。

 それでも、終始落ち着いて試合を進めた。第1セットを落としてから2セット連取。高橋藍は「どうしたら自分たちのポイントになるか、考えながらやっていた」と振り返った。

 決勝の相手は愛知。前身のVリーグだった前年度からの連覇へ向け「難しい試合になると思うが、自分たちの力を信じて。名古屋の分も、決勝で勝たなければ」と表情を引き締めた。

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