式秀部屋の若戸桜こと澤田剛さんが急死 33歳 外陰部壊死性筋膜炎のため14日に茨城県内の病院で 日本相撲協会が発表

 若戸桜こと澤田剛さんが死去 ※写真はイメージです(roksana/stock.adobe.com)
 若戸桜さんのX@wakatozakura022から
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大相撲の式秀部屋に所属する現役力士、若戸桜こと澤田剛さんが死去したことが15日、分かった。33歳だった。外陰部壊死性筋膜炎のため14日午後2時43分に茨城県内の病院で亡くなったと、日本相撲協会が発表した。

 澤田さんは1992年2月24日生まれ、福岡県北九州市出身。最高位は序二段3枚目。西序二段52枚目で出場した春場所は3勝4敗の成績だった。

 この日、東京・大田区総合体育館で行われた春巡業では、朝の稽古中に照明が暗くなり、関取衆と親方たちが土俵周りで黙祷を行った。境川巡業部長(元小結両国)は「昨日の夕方に立浪親方から連絡があった。豊昇龍の付け人に借りている式秀部屋の二人を帰すということだった」と語った。

 巡業で豊昇龍の付け人を務めていた式秀部屋の赤虎、豪鬼神はこの日から巡業を離れた。

◆「外陰部壊死性筋膜炎」とは…外傷、尿路感染などが原因となって皮膚の下の組織に感染が広がる病気。陰部や肛門周囲に腫れや赤みが発症する。急激に症状が悪化するため、早期に適切な治療をしないと、命に関わる場合もあるという。

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