豊昇龍「オレでいいのかな」異例の2度土俵入り 靖国神社で戦後80年節目に 右肘は「今のところ問題ない」

 巡業で土俵入りを行う豊昇龍(中央)
 靖国神社の拝殿前で土俵入りを披露する豊昇龍
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 大相撲の春巡業が14日、都内の靖国神社で行われた。横綱豊昇龍(25)=立浪=が異例の2度、土俵入りを行った。八角理事長(元横綱北勝海)、幕内力士らが参拝を行い、豊昇龍は拝殿前の石畳で戦後80年の節目としての土俵入り。取組を行う土俵でも力強い雲竜型を披露した。

 恒例の靖国巡業。近年では2015年に戦後70年の節目で白鵬と日馬富士が、19年には同神社創立150年を記念し白鵬と鶴竜がそれぞれ拝殿前で土俵入り。稀勢の里と照ノ富士は未経験なだけに「オレでいいのかな」と謙虚な姿勢を見せた。

 新横綱として臨んだ春場所は途中休場。原因の右肘を「今のところは問題ない。だんだん体が動いてきた」と説明した。夏場所(5月11日初日、両国国技館)での失地回復へ。土俵入りを「けががないよう支えてください、という思いでやった。神様は願いを聞いてくれると思いますけどね」と語った。

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