新横綱の豊昇龍「ワクワク」「怖いのは怖い」「やるしかない」春場所初日前に決意

 締め込み姿で蹲踞する豊昇龍
 ぶつかり稽古で胸を出す豊昇龍
 稽古の締めにぶつかる豊昇龍
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 「大相撲春場所」(9日初日、エディオンアリーナ大阪)

 新横綱豊昇龍(立浪)が8日、大阪市内の部屋で最終調整を行った。初日を翌日に控え「ワクワクしていますけど、怖いのは怖い。まあ、やるしかないよな。今までと違う?それはそうでしょ」と心境を語った。

 この日は腕立て伏せ等の基礎運動、ぶつかり稽古では胸を出し、最後は自らぶつかって汗を流した。曙以来となる新横綱で一人横綱の重責。15日間東の花道を通り、結びを務め続ける。「いいな。夢だったからね」といたずらっぽく笑った。

 場所前は多忙の中でも懸命に調整。右肘の違和感で稽古を休んだ日もあったが「(状態は)ぼちぼち」と話し、右肘のサポーターも外れ、大きな問題はなさそうだ。

 初日に小結阿炎、2日目に若隆景の挑戦を受ける。「番付変わったけれど、やる相手は変わらないから」と泰然自若。稀勢の里、照ノ富士に続く3代連続の新横綱場所優勝については「一日一番というタイプなんで、一日一番集中すれば結果はついてくる」と自然体を強調した。

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