高木美帆 W杯4季連続5度目の種目別V 聖地で悔し2位も総合優勝「誇りに思いたい」
「スピードスケート・W杯」(2月28日、ヘーレンフェイン)
開幕し、女子1500メートルで高木美帆(30)=TOKIOインカラミ=は1分53秒99で4戦連続の2位だった。4季連続5度目の種目別総合優勝を決め、今季は1000メートルに続く2冠を果たした。ヨイ・ベーネ(オランダ)が今季3勝目。男子500メートルは新濱立也(高崎健康福祉大職)が34秒38で5位、森重航(オカモトグループ)は12位。イエニング・デボー(オランダ)が初優勝を遂げた。
高木は最終組で先着したが、同じく今季2勝の宿敵ベーネの記録に0秒29及ばず2位。自らも「聖地」と呼ぶ本場のリンクで主役の座を譲り「今日に向けて結構気合を入れてきた。勝ち切れなかった点は悔しい」と振り返った。1000メートルに続き、総合優勝を達成。エースは「しっくりこないレースが続く中、ある程度の順位でいられるのは誇りに思いたい」とかみしめた。





