ホーバスジャパン、モンゴルに辛勝 初黒星中国戦に続き完全アウェーに苦しむも意地で勝ち切る 指揮官は選手称える「最後の気持ちが凄く良かった」

 「バスケットボール男子・アジア杯・予選、日本代表89-79モンゴル代表」(23日、ウランバートル)

 すでに本戦出場権を獲得している世界ランク21位の日本は、同103位のモンゴルに苦戦しながらも辛くも勝利し、通算5勝1敗で予選を終えた。

 若手中心のチーム編成で臨んでいる日本は、直前の中国戦で予選初黒星。42点差の大敗を喫していた。この日も完全アウェーの中でなかなかモンゴルを突き放せない苦しい展開となった。

 声援の後押しを得たモンゴルは高確率で3点シュートを決めて日本に食らいつく。日本はアレックス・カーク(琉球)のゴール下、テーブス海(A東京)、金近廉(千葉)の3点シュートを得点源に奮闘。第4Q終盤まで一進一退の攻防が続いた中で、ホームで快勝した相手を何とか競り落とした形となった。

 試合後、ホーバス監督は「本当によかった。中国戦あまりよくなくて、怪我人も多い中で、選手たちがいろんなポジションやってくれた。よくやってくれた。アジアカップのメンバーはまだ分からないが、(今日)もし負けたら5カ月ぐらい辛い思いをしていた。こういうゲームに、最後の最後の最後の気持ちが凄くよかったと思う」と選手達を称えた。

 日本代表は8月に開幕するアジアカップ(サウジアラビア)で54年ぶりの優勝を狙う。

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