柔道 今年引退のウルフ・アロン、全日本選手権挑戦へ 九州予選にエントリー判明「全日本にも出たいし、テレビにも出たい」
柔道男子100キロ級で東京五輪金メダルのウルフ・アロン(28)=パーク24=が、体重無差別で日本一を争う全日本選手権(4月29日、日本武道館)の予選を兼ねる九州選手権(3月2日、福岡武道館)にエントリーしたことが、22日までに明らかになった。九州協会が組み合わせを発表し、ウルフも名を連ねた。ウルフは今年6月の全日本実業団体対抗大会で引退する意向を表明しているが、個人戦のラストマッチは白紙としていた。九州予選には36人が出場し、上位6人に入れば本戦への出場権を得られる。
昨夏のパリ五輪にも出場した柔道界の人気者は、昨年末から引退ロードとして全日本選手権挑戦をにおわせていたが、「何を言ってるんですか?全日本選手権って何ですか?それは僕が引退する6月よりも前に行われるんですか?」と、ひげをさすりながら煙幕を張っていた。メディア出演等で連日多忙な中、体重無差別の全日本挑戦とあれば減量の心配もないだけに、「ちょっと検討に検討を重ね、検討に検討を重ねていきたい。(正式には)YouTubeの方で発表します」と示唆。そして、自身のYouTubeで1月26日に投稿した動画では「全日本にも出たいし、テレビにも出たいし、引退した後の準備もしたい」と、さらっと意欲を明かしていた。
19年大会以来、6年ぶり2度目の日本一を目指すウルフは、東京都出身ながら昨秋のSAGA国民スポーツ大会に佐賀県代表として出場しており、佐賀市に居住登録を移していた。ただ、九州予選からの全日本出場権は6枠だが、宮崎県に拠点を置く強豪実業団の旭化成勢などが出場するとあってハイレベルとなり、勝ち上がりは至難。第1シードには現役最多4度の全日本優勝を誇る王子谷剛志(32)=旭化成=もエントリーしており、順当ならウルフと準決勝で激突する。





