葛西優奈 W杯初優勝 双子の妹・春香も自己最高2位入賞 姉妹でワンツーに歓喜「最高の誕生日プレゼントになった」

 「ノルディックスキー・W杯複合」(7日、エストニア)

 マススタート方式の個人戦が行われ、女子第10戦で21歳の葛西優奈(早大)がW杯初優勝を果たした。前半距離(5キロ)で5位につけ、後半飛躍(ヒルサイズ=HS97メートル)で93・5メートルをマークして逆転した。双子の妹の葛西春香(早大)も自己最高に並ぶ2位に入った。男子第13戦は山本涼太(長野日野自動車)が日本勢最高の8位。渡部暁斗(北野建設)は20位。ヤールマグヌス・リーベル(ノルウェー)が今季5勝目、通算78勝目を挙げた。

 複合女子の葛西優が念願のW杯初勝利を挙げた。5位で迎えた後半飛躍で最長不倒を決め、トップを奪取。国際スキー・スノーボード連盟のインタビューに「パーソナルベストを更新できたこと、(双子の妹と)2人で一緒に表彰台に上れたことが、とにかくうれしい」と声を弾ませた。

 妹の春香は今季5度目の表彰台となった。4日に21歳になったばかりの2人が同時にW杯の表彰台に乗るのは初めてで「最高の誕生日プレゼントになった」とうれしそうに話した。

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