元横綱朝青龍がエール 高砂部屋の部屋開きに姿「われわれは離れても離れていないようだ」

 移転した高砂部屋の部屋開きに姿を見せた元横綱朝青龍
 部屋移転を祝した鏡開きを行う高砂親方ら
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 元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(44)が2日、東京・墨田区内で高砂部屋の部屋開きに姿を見せた。現役時代の弟弟子、高砂親方(元関脇朝赤龍)が新たな建物を増改築し移転。「親方は弟子を育てるのがうまい。われわれは離れても離れていないようだ」と成功を祈った。

 3階建ての部屋の特徴は2、3階の住居部分。幕下以下が生活する大部屋を設けず、3~7人が暮らす中部屋を五つ準備した。

 高砂親方は「力士のことを第一に考えた。住みやすく、稽古しやすいように」と語り、大部屋を設けないことは「コロナでクラスターがあり、隔離のことを考えた。プライベートも大事」と説明。土俵入りを披露した新横綱豊昇龍に感謝しつつ「伝統を大切に、新しいことも取り入れたい」と語った。

 八角理事長(元横綱北勝海)からは「朝潮をつくってほしい」と託された。

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