3連覇かかる早田ひなが初戦突破!パリで負傷の左腕はまだ万全でなく「途中棄権の可能性もなくはない」も「長く試合ができれば」平野美宇、伊藤美誠も5回戦進出

 女子シングルス5回戦進出を決め笑顔の早田ひな(撮影・開出牧)
 女子シングルス4回戦でガッツポーズを決める早田ひな(撮影・開出牧)
 女子シングルス4回戦でプレーする早田ひな(撮影・開出牧)
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 「卓球・全日本選手権」(23日、東京体育館)

 女子シングルス4回戦が行われた。大会2連覇中でスーパーシードの早田ひな=日本生命=が出場し、加藤亜美=十六フィナンシャルグループ=と対戦。4-1で勝利し、5回戦に進出した。

 第1、2ゲームでは「相手はサーブがうまい選手だった。レシーブがうまくできなくて攻撃された」と競った展開に。第3ゲームは落としたが、後半には自分のリズムに試合を持っていき、力強いショットで勝利をたぐり寄せた。「4ゲーム目くらいからは自分のタイミングでプレーすることができた。会場とか、ボールとかに合ってきた」と振り返った。

 パリ五輪で左腕を痛めてから、昨年11月のWTTファイナルで復帰。現在のけがの状態については「ここからは試合をしていって、どうっていう判断になる。半分くらいは練習である程度リハビリも含めて戻ってきている。あとは試合をしながら。逆に言うと、試合をして痛めたらまた治療をしてっていところになる。(治り加減が)何%っていうのはちょっと言えない」と話した。

 3連覇を目指す今大会だが、ケガのことも最大限に配慮しての参加。「上を目指して頑張っていきたいですけど、今の状態だと諦めるところは諦めないとプレーもできないし、自分自身も苦しくなってしまう。結果っていうのは、腕のこともあるので、途中で棄権っていう可能性もなくはないと考えている」とした。

 24年パリ五輪代表の平野美宇(木下グループ)は村松愛菜(専大)を4-0で下し、21年東京五輪銅メダリストの伊藤美誠(スターツ)は杉渕栞(JR北海道)を4-2で下し、5回戦進出を決めた。

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