金峰山が大関大の里撃破で１０勝目 土俵下で「神様にありがとう」 １敗守り先頭キープ ２敗は王鵬、３敗に大関豊昇龍と尊富士、千代翔馬
「大相撲初場所・１１日目」（２２日、両国国技館）
平幕金峰山が大関大の里を突き倒しで破り、２桁１０勝目を挙げて１敗を守った。もろ手突きから右のど輪で土俵際へ追い込むと、最後まで前に出続けた。
大の里は４敗目（７勝）を喫し、優勝戦線から後退した。
ＮＨＫ中継のインタビューで「自分の相撲を取るように集中していた。前に行ってよかったなと思う」と振り返った金峰山。勝ち残りで土俵下に座っているところで何かをつぶやいているように見えたが、それを聞かれると「神様にありがとうございました、ということですね」と説明した。優勝争いについては「そんな考えてないですけど、まず自分の相撲、良い相撲を皆さんに見せたいなと思います」と話した。
平幕王鵬は阿武剋を押し出しで破り９勝目（２敗）を挙げ１差で追う。３敗は大関豊昇龍と霧島、千代翔馬、尊富士の４人。
