卓球 日本代表監督に岸川氏、中澤氏「女子テーマは金しかない」平野美宇ら多くの代表選手輩出

 日本卓球協会は19日、都内で会見を行い、日本代表の新監督を発表した。男子には08年北京五輪から2大会連続で出場した岸川聖也氏(37)、女子には中国出身で、平野美宇や木原美悠など多くの代表選手を育てた中澤鋭(46、なかざわ・るい)氏が就任。任期は2025年4月1日からロサンゼルス五輪が行われる2028年度まで。

 岸川氏は「男子はパリ五輪でメダルを逃している。次のロサンゼルス五輪ではメダル獲得を目指して頑張りたい。それまで世界卓球でも多くのメダルを獲得できるように。特にシングルスのメダル獲得を目指して頑張っていきます」と意気込んだ。

 中澤氏は「重要なポジションを任せてもらうのは光栄であると同時に、責任も感じている。さらなる強いチームを作っていきたい。女子は今までの中で中国に一番近くなってきている。女子のテーマは金メダルしかない。取るために強化本部長、スタッフと一緒に相談していきたい」と力を込めた。

 馬場美香強化本部長は「岸川さんはドイツの(ブンデスリーガで戦った)経験もありますし、世界の厳しい戦いをして選手にしか分からない部分を持っている。中澤さんに関しては中国トップ、世界トップの技術を知っている。指導歴でも優秀な選手を輩出している。そこを生かしていただけたら」と期待を寄せた。

 パリ五輪までは男子は田勢邦史氏、女子は渡辺武弘氏が務めていた。

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