“野獣”の金メダリスト 意外!?な論理的解説が大好評でトレンド入り「引っ張りだこなのも分かる」
女子柔道57キロ級でロンドン五輪金、リオ五輪銅メダリストの松本薫さんが2日、NHKのパリ五輪柔道中継でスタジオ解説を担当。時には体を張った懇切丁寧な解説に、ネット上では「分かりやすい」と高評価され、X(旧ツイッター)ではトレンド入りした。
松本さんは、リオ五輪男子100キロ級銅メダリストの羽賀龍之介さんとともにスタジオで解説。この日、女子78キロ級に出場した素根輝選手の戦いぶりを説明した。素根選手が勝利した1、2回戦に関しては、得意の大内刈りについてや組み手争いの巧みさを力説。大柄な羽賀さんと組み合って解説する場面もあった。
準々決勝での敗因に関しては「相手が研究し尽くしているというか…。曽根選手、ずっと左手を良い位置持ちたかったんですけど相手がほとんど持たせてくれなかった」と言葉少な。「最後、分からなかったんですけど、ひざをケガしてるんですかね。曽根選手は技をかけた後、コロッと返っちゃったんですけど、普段そんな転がり方はしないので…。どの場面でケガをされたかは分からないですけど、心配ですね」と推察した。
松本さんはこれまでスタジオ解説の際はヒールを履いていたが、この日は動きやすさを重視したのか、スニーカーを着用。現役時代は“野獣”の異名を取ったが、準備万端かつ論理的な解説ぶりに、ネット上では「松本薫さんの解説、分かりやすくて好き 各局、引っ張りだこなのも分かる」「松本さんの解説が面白すぎて他の競技に動けない」「戦闘民族こと松本薫さんの解説が面白くてわかりやすい。 素根選手のどこが凄いのか、垣間見れた気がする」「連日、試合の解説を実演で見せてくれるため、ついにヒールからシューズになった松本薫さん」などと絶賛の声が相次いだ。



