大相撲 霧島が25番で23勝!井上尚弥KO生観戦で元気もらった「オレも頑張っていこうと思った」「明日は35番とか」

 時疾風(背中)を攻める霧島
 正代(左)と相撲をとる霧島
2枚

 大相撲夏場所(12日初日、両国国技館)に向けた時津風一門の連合稽古が7日、国技館内の相撲教習所で行われ、2度目のかど番となる大関霧島(音羽山)が充実の稽古をこなした。関脇若元春、幕内大栄翔らと参加関取衆最多の25番とって23勝。大栄翔に敗れた2番以外はまわしを引いた寄りや投げ、力強い突き押しなどで地力の差を見せつけた。

 春場所前から痛めていた首のケガがほぼ回復。左の首から肩周りにテーピングこそ施しているが、6日の出稽古からは頭で当たることも増えた。「首の状態がよくなってきた。やっと自分から当たる相撲をとれるようになった」と本調子に戻りつつある様子。師匠の音羽山親方(元横綱鶴竜)も「日に日に良くなっている。また番数を増やして、自然に体が柔らかく動けるようになればいい。安心して相撲がとれている」と認めた。

 6日にはボクシング四大世界戦を東京ドームで生観戦した霧島。「素晴らしい試合だった」と井上尚弥のKO勝利に興奮した。「ものすごく力になったし、オレも頑張っていこうと思った。イメージトレーニング。だから今日は調子がよかった」と笑い、パワーをもらったことを明かした。

 今後は9日まで出稽古で調整を重ねる予定。この日の番数にも「30番とれてるかなと思ったら25番。全然足りないね」と納得はいかず「明日は30番、35番とか」と意欲満々。ケガの不安が薄れ“稽古の虫”にエンジンがかかってきた。

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