照強 晴れ晴れ引退会見 阪神・淡路大震災の95年1月17日、淡路島生まれ 「しっかりとやり切れた」

 18日に現役を引退した元幕内照強(29)=伊勢ケ浜=が19日、エディオンアリーナ大阪で会見を開いた。14年間の力士生活。169センチ、110キロ台の小兵ながら、足取りなど多彩な技を武器に幕内を22場所務めた。

 糖尿病の影響により、昨年春場所で幕下に転落。初場所中に師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)に相談して引退を決断、春場所は休場した。「自分の相撲がとれなくなった。もうここまでかなと、悔いのない決断ができた」と経緯を明かした。

 阪神・淡路大震災が発生した1995年1月17日、淡路島生まれの関取ということでも話題を呼んだ。「たくさん注目されたし、しっかりとやり切れたんじゃないかな。被災された方々に『こういう力士がいるんだ』と見ていただいて、少しでも勇気づけられたらと思っていた」と思いを吐露。強くなって被災者を明るく照らす力士に、との願いをしこ名に込めた師匠に「よく最後まで頑張った。十分やってくれたんじゃないですか」とねぎらわれると、涙をこらえるように唇を結んだ。

 今後は未定で、日本相撲協会には残らない。6月23日に両国国技館で断髪式が行われる。

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