飛び込みパリ五輪代表の三上紗也可 日体大での成長を実感「金メダルを狙えるように」 卒業後は大学院に進学
日本体育大学の卒業式が15日、東京・世田谷キャンパスで行われ、飛び込みのパリ五輪代表に内定している三上紗也可(23)が出席した。
卒業生代表としてあいさつを行う大役を果たした。19年3月の鳥取・米子南高卒業後は競技専念のため、1年間の浪人期間もあったが、「5年前の自分が、今ここで総代として立っていることも想像してないですし、オリンピックに行くのが精いっぱいだった選手が、金メダルを狙えるようになったというところで、すごく成長したなと実感しています」と卒業までの期間を振り返った。
大学卒業後は大学院に進学し、コーチング科学を専攻する。指導者としての道も選択肢にありながら、「一番は飛び込みを普及させるのが最大の目標。そのためにコーチングの道を通りたい」と将来を語った。
17日にはW杯が行われるドイツへ出発する予定。2月の世界選手権で発症した腰痛は帰国後も再発したが、「徐々には良くなっている。W杯には万全な状態で臨めると思う」と話した。



