横綱照ノ富士「動きを止めれば何とかなる」左腕を極め、右肘で宇良を土俵下まで吹き飛ばす 序盤戦は「体作り」

 宇良を押し倒しで下す照ノ富士
 宇良(左)を押し倒しで下す照ノ富士
 照ノ富士が押し倒しで宇良を下す
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 「大相撲春場所・2日目」(11日、エディオンアリーナ大阪)

 宇良を押し倒しで下した横綱照ノ富士は「落ち着いていこうと思っていた。動きを止めれば何とかなる」と振り返った。

 立ち会いで宇良の左腕をがっちり捕まえると、動き回る相手に対し、しっかりと足を動かして対応。初場所と同じように左腕を極めて動きを封じ、最後は右肘で押し倒す形に。横綱の怪力の前に宇良は土俵下まで吹っ飛んでいった。

 初日に敗れたものの、2日目で白星をつかんだ横綱。前日からの切り替えについて問われると「いつも言っているようにその日の一番に集中する。それだけ」と語った。序盤戦で積み上げていきたいものは?という問いに「体作りじゃないですかね」と言う。

 優勝した初場所も徐々に状態を上げ、終盤戦では横綱らしい強さを見せた。2場所連続優勝へ、前に進むきっかけとなる白星だった。

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