ハンドボール男子日本代表監督が辞意 クロアチア代表監督“就任”報道も 協会は後任選定へ着手

 日本ハンドボール協会は9日、今夏のパリ五輪までの契約だった男子日本代表のダグル・シグルドソン監督(50)が辞意を表明し、他国の監督就任を希望する意向を伝えられたと発表した。3日に本人から連絡があったという。協会は契約解除に合意していないが、五輪に備えて後任の選定に着手している。

 クロアチアのメディアは、シグルドソン監督が同国男子代表監督就任に向けて交渉中と報じた。クロアチアは3月のパリ五輪最終予選に臨むことになっている。日本は昨年10月のパリ五輪男子アジア予選で1位になり、開催国枠以外では36年ぶりの五輪出場を決めていた。

 アイスランド出身のシグルドソン監督は、2016年リオデジャネイロ五輪でドイツ代表を3位に導いた。日本代表は17年2月から指揮を執り、21年の東京五輪を経て強化を実らせていた。

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