北海道銀行 悪夢の逆転負けに号泣 田畑百葉「悔しいの一言」 2次リーグ1位通過も決勝はSC軽井沢クに力及ばず「次こそ優勝できるように」

 第5エンド、ショットを放つ北海道銀行の仁平美来(代表撮影)
 第4エンド、2点をとり笑顔を見せる北海道銀行の選手たち。左から中島未琴、山本冴、仁平美来、田畑百葉(代表撮影)
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 「カーリング・日本選手権」(4日、どうぎんカーリングスタジアム)

 女子決勝が行われ、北海道銀行はSC軽井沢クに4-5で敗れ、惜しくも準優勝で世界選手権(3月16日~24日・カナダ)の出場権獲得を逃した。優勝チームが得る26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の代表候補の権利も逃し、チームは敗戦後泣き崩れた。

 競り合った試合を惜しくも逃した。序盤から流れを奪い合う展開が続いたが、2-1で迎えた第5エンド、不利な先攻で1点をスチール。リードを奪ったが第6エンドで2点を入れられ3-3の同点にされた。第7エンドは互いに点が入らないブランクエンド、第8エンドで1点を入れたが、第9エンドをブランクエンドにされると、緊迫した最終第10エンドは、最後に相手にドローショットの可能性を残してしまい、2点を奪われて負けが決まった。

 フォースの田畑百葉(21)は「悔しいの一言です。最終エンドのラストショットはやれるだけはやったんですけど、その前の1投でよくないミスになってしまった」と涙を流し、言葉を詰まらせた。

 今大会は北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレが2次リーグでまさかの敗退となるなど大波乱が起きる中、2次リーグで1位通過するなどチームは決勝まで順調に勝ち進んでいた。田畑は「決勝にピーキングを合わせられなかった。予選ではいいショットを決めたり、(2次リーグ)1位通過で上がれたりいいところもあった。決勝でしっかりとしたいいショットができないと意味がないと思った。もう一回また来年日本選手権に出られるのが決まってるので、1年間チームで話し合って次こそ優勝できるように頑張りたいと思います」と雪辱を誓った。

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