大坂なおみが不参加の慈善試合が中止に SNS沸騰「なぜなのか説明して」「このために来たのに」

 14日に開幕するテニスの全豪オープンの主催者は9日、大会公式X(旧ツイッター)を更新し、同日夜に予定されていたメルボルンでの慈善試合が中止になったと発表した。詳細な理由は明かされていない。

 この慈善試合には、女子元世界ランキング1位の大坂なおみ(フリー)が参加予定だったが、事前に「全豪オープンの本戦に備えるために欠場する」と告知されていた。現地報道は「大坂なおみと全米オープン優勝者のエマ・ラドゥカヌの対戦が予定されていたが、両選手が(本戦への)予防措置として残念ながら棄権し、中止となった」と報じている。

 公式SNSには、チケット購入者は自動払い戻しを受けることになると投稿されているが、数時間前の中止発表に、コメント欄にはファンの嘆きが殺到。「少なくともなぜなのか説明してほしい。娘はもう友達と出発している」「こんな差し迫った時間に一部の人だけに知らせるのは恥ずべきこと」「わざわざこのために来たのに」という怒りのコメントや、「今夜ロットレーバー(全豪のセンターコート)で練習しているのは誰ですか?」と、試合に備える選手を揶揄するようなコメントなどもあった。

 大阪は、昨年7月に女児を出産し、ブリスベン国際の1日のシングルス1回戦で約1年3カ月ぶりにツアー復帰。全豪で2022年の全米オープン以来の四大大会出場を予定している。

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